後処理を表す記号は、表2のとおりとする。
2種類以上の後処理を行う場合には、処理操作の順又は素地に近い順に左から右に各記号をコンマで区切って示す。
なお、処理条件を示す場合及び表2以外の特殊な後処理を示す場合には、*4印を付け、注として付記する。
表2 後処理を表す記号
後処理 | 記号 |
水素除去のベーキング | HB |
拡散熱処理 | DH |
光沢クロメート処理 | CM1 |
有色クロメート処理 | CM2 |
塗 装 | PA |
着 色 | CL |
変色防止処理 | AT |
例:Fe*1/Zn 10/ HB, CM1, PA*4
注*1 めっきに先立ち素地鋼鉄はHAR(応力除去焼きなまし)を施すこと。
注*4 透明ウレタン塗装仕上げを施すこと。
(鉄鋼素地、熱処理、亜鉛めっき10μm以上、ベーキング、光沢クロメート処理、塗装)